サブタイトル | 夫婦げんかに娘がからむ | 話数 | 第26話 | 放映日 | 1973-3-28 |
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監督 | 松生秀二 | 脚本 | 佐々木守 | ゲスト | ― |
挿入歌 | ― | 協力 | ― | その他 | ― |
STORY
学校からバレーの練習をサボって家へ急いで帰ろうとするツバサ。 今日はパパが早く帰ってくるのだと言う。 マリも早く帰るらしい。
学校の正門では山之内先生がやっと月賦で買った車を磨いて待っていた。 マリを乗せたいらしいが、都合よくマリも赤坂に行く用事があり乗せてもらうことになった。
今晩は遅くなるらしく、夕食の用意をツバサに頼んで行ってしまった。 家に帰ったツバサはマリのことをパパに告げ口。 赤坂に行くことなど聞いていなかったパパは何となく心配。
その心配を紛らわすためテレビをつけると、そこにはクイズ番組に出場しているマリの姿が! しかも優勝してアベックで行くオーストラリア旅行を獲得してしまった。
パパは何でテレビなんかに...!?と。 そこへ、お隣のおば様が乱入。 同じテレビ番組を見ていたようだ。
ツバサは「マリがパパとその旅行に行くと言い出すかもしれない」とおば様をけしかける。 そうはさせるかと意気込むおば様。
どうやらおば様は、マリからその旅行チケットを奪いパパと行こうとしているようだ。
家に帰ってきたマリはパパに「新婚旅行のために」と言い訳をするが、「何故、新婚旅行に行きたいと言ってくれなかったのか」とパパに言われ、さらには「そのチケットを返してきなさい」とまで言われてしまう。
それを立ち聞きしていたツバサはチャンスとばかりに、その間を割って「パパはマリと二人で旅行に行ってしまうのね! 娘の私なんかどうでもいいのね!」と追い討ちをかける。
マリも「私のお願いを聞いてくれないのね! 愛していると言ってくれたのはうそだったのね!」とツバサもマリも泣き出してしまい、困ってしまういパパ。
次の日の学校ではマリがテレビに出て旅行を獲得したことが噂になっていた。 旅行のことをハッキリさせたいツバサとマリは家に帰りパパに問いただす。
すると、パパは「旅行には行かない」とキッパリ。 それを聞いてパパが止めるのを振り切りマリは家を出てしまう。 哀しむパパだが、そこへクラスメートのチヨコからの電話。
ツバサはマリがチヨコのところにいることを知るが、それを聞いていたパパはマリを探しに出て行ってしまった。
それを後から追うツバサはチヨコと出会いパパがマリに頭を下げている現場をチヨコに見られてしまう。 何とかごまかすツバサ。
目を離しているうちにパパとマリを見失ってしまったツバサは急いで家に帰るとパパとマリがもと通り、仲良くなっていた。
今度はツバサが家を出て行くと... しかし、それに無関心な二人は寄り添っている。
ツバサはいったんは家出をしチヨコの家に行くが、パパとマリが二人っきりになっていることが気がかりで、そのまま家に戻る。 すると二人はまだ寄り添ったまま。
しかも、ツバサが家出したことに気づいてもいなかったのだ。 挙句の果てに、パパからマリと旅行に行くことにしたと言われ...
COMMENT
マリが出場したクイズ番組は赤坂のテレビ局でした。 ま、この場合はTBS(東京放送)しかないのですが... 結局、オーストラリア旅行に行くことになったわけですが、シンガポール航空の機長が他の航空会社の飛行機に乗って行くのは本当に問題ないのでしょうか?
Location Site Information
早乙女家
東京・世田谷区成城
白楊学園
戸板女子短期大学
パパがマリを探しに行った公園
不明
ツバサが走った遊歩道
多摩川の遊歩道 (調布市四谷1丁目付近)
チヨコの家
不明