サブタイトル | 花もはじらう合気道 | 話数 | 第13話 | 放映日 | 1974-6-25 |
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監督 | 岡屋竜一 | 脚本 | ながのひろし | ゲスト | - |
挿入歌 | - | 協力 | 銀座セキネ | その他 | ナレーター:坂本九 |
STORY
お店では大藪店長がめばちこを患い片目に眼帯をしながら「明日は我が社のファッションショーで、超一流のデザイナーにお願いをしているが、社員にもチャンスを与えるため一人一点自分でデザインした服を制作するよう命じていたができたかな?」と。 イズミ、ヒトミも店長に披露するのだが、ひみこはまだ布の状態で出来上がっていない。 当然大目玉。 急いで家に帰り制作しなければならないひみこ。 家の前では「やんなっちゃた!」と嘆く菊之助がいた。 あやめが婦人会の会合で炊事・洗濯・掃除を押し付けて伊豆に出かけてしまったようだ。 お腹が空いていた菊之助はひみこに「食事を作ってくれ」とお願いするもあっさり却下。 そこへ紫巴(ムラサキトモエ(愛みどり))が登場。 女ドラゴンこと風巻竜子が田舎に帰った為、代わりに隣のおばさまの家にお手伝いさんとして来たようである。 この紫巴は竜子からひみこたちのことをすべて聞き、後を引き継いでいるという。 更に合気道をたしなむ文学少女のようだ。 と言うことでひみこの観察を始める観察魔。 結局、菊之助にご飯を作ってあげることになり、そのご飯を一緒に食べるも、その料理に文句をつける。
早く自分でデザインした服の制作をしなければいけないひみこ。 すると菊之助が隣の部屋でビールを飲みながらウクレレを弾き出す。 まだ巴はひみこの家にいた。 あやめがいなくて寂しい菊之助を慰める巴はひみこに「お父さんの相手をしろ」と。 合気道で脅されたひみこは仕方なく菊之助にビールをついだり、布団を敷いて寝かせる準備をしたり、飲み終わったビール瓶の跡片付けをしたり、合間に服の制作をしたりと大慌て。
翌日、遅刻をして出勤したひみこは店長に「お前はクビだ」と叱られる。 そこへイヅミが飛び込んできた。 どうやら今日のファッションショーの司会者が急病で来られなくなったとのこと。 困った店長はひみこにクビと引き換えに司会者を探すよう命じる。 あちこち探しまわるひみこだが全く見つからない。 公園で諦めかけていた時、ふと何かに気づいた。 どうやら司会を菊之助に頼むことを思いついたようだ。 家に帰りそのことを菊之助にお願いするも、あまり乗る気がしない。 ひみこは「この家を追い出されるかもしれない」と言って何とか承諾させ、ファッションショー会場へ急ぐ。 菊之助を会場へ連れ出す姿を見た巴も会場へ。
会場に到着したひみこは店長に菊之助を紹介するも「ド素人を連れてきて」と言われるが、すかさず「校長は人前で話すのは得意」と切り返す。 何となく納得した店長は司会をお願いすることに。
「ブティックセキネ秋のニューモード ヤングファッション イン オータム」がスタート。
ショーの冒頭、黒子姿のひみこが登場。 不思議がる店長。 そしてウクレレをもって登場した菊之助はご自慢のネタを披露。 それを見た店長は「こりゃもうダメだ」と茫然。 しかし、お客さんにはウケているようだ。 ファッションショーが菊之助の司会で進行するが、専門カタカナ用語がうまくしゃべれない。 ひみこに助けてもらうが、そのタジタジさが更に客ウケしている。 するとそれを見ていた巴が壇上に乱入し「公衆の面前で親に恥をかかせるとは」と。 それを止めに入った店長を投げ飛ばし更にひみこも投げ飛ばす。 慌てて第一部の終了と第二部スタートを壇上に上がって客に伝える店長はこのまま司会を行う。
第二部は社員制作の服のファッションショー。 イズミとヒトミが終わり、次はひみこの番。 袖や裾の長さが左右アンバランスな服を着て登場したひみこは店長から「なんだこの服は!」と。 どうやら慌てて作った為、寸法を間違えてしまったらしい。 このアンバランス服とその服の紹介する店長の説明が客ウケしていたが、ショー終了後ひみこはこの服のことで店長から「お前の顔など見たくない!クビだ!」と。
家に帰り、ショーで恥をかいたひみこはやけ酒。 そこへ巴が現れる。 やけくそになって巴に「私たちはニセモノの親子」だと本当のことを言うが、それを信じない。
翌日の朝、電話が鳴って二日酔いで起きてきたひみこはその電話に出る。 店長からだった。 お店に早く出て来いと言う。 昨日のことでいやな予感しかしないひみこは出勤すると、店前にはたくさんの人が。 かき分けて店に入るといきなり店長がひみこのことを先生と呼ぶ。 何と昨日のひみこのドレスが大評判で大当たりだという。 大喜びで家に帰る途中で巴から声を掛けられる。 そこで昨晩の「ニセモノ親子」の件を話してくる。 どうやら小説の題材にしたいようだが、書かないでと食い下がるひみこ...
COMMENT
今回から女ドラゴン風巻竜子に代わって合気道の達人?紫巴が登場です。 竜子は何も言わずに田舎に帰ってしまったんですね。 ところで、ひみこが作った服はナイト・アンド・デイ・ドレスだそうです。 そして、今となっては貴重な牧伸二さんのウクレレがこのドラマで聞くことができます。 いゃ~懐かしいですね! ところで、店長が「めばちこ」なる病気?で眼帯をしていましたが、このめぱちこ、私は込めて聞きましたが関西圏内では「めばちこ」、関東圏内では「モノモライ」だそうです。
Location Site Information
セキネ
銀座・セキネ
ひみこの家
多摩市桜ヶ丘1丁目
司会者を探し回っている途中で立ち寄った公園
不明
ファッションショー会場
不明(CROWN?)
2004年12月撮影
お馴染みのひみこの家のそばの五差路です。
2004年12月撮影
ウクレレ漫談の牧伸二さん、さすが上手でしたね。 この回では、お相手役の冨士真奈美さんはお休みです。
2004年12月撮影
ドラマ内での背後にある大きな建物、今はない様です。
2004年12月撮影
お向かいのおば様の家の前です。