サブタイトル | すれちがった心 | 話数 | 第10話 | 放映日 | 1972-9-9 |
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監督 | 野崎貞夫 | 脚本 | 重森孝子 | ゲスト | ― |
挿入歌 | ― | 協力 | 相模女子大学 | その他 | 神保町・自由が丘 |
STORY
お昼の時間、お弁当を食べながらの女生徒の話題は「カッコイイ男性」の話。
学園内ではテニス部の岸本などが話題に上がるが、やはり、何といってもバスケット部の村上がトップ。
村上の所属するバスケット部の情報をいち早くキャッチした演劇部の連中は自慢げに遠征試合などの話をするが、そんな話題に目もくれないトンコとチーコ。
既に村上や山下から情報を入手済みだからである。
マネージャーの山下が決めてきた遠征試合まであと1週間。
しかし、山下はその遠征費用をどこかに無くしてしまう。
バスケット部員から集めたお金である。 どこを探してもない... 仕方なく、村上に相談することにしたが、聞いた村上はもちろん驚きを隠せない。
だが、山下がせっかく決めた遠征試合をやめるわけにはいかない。
みんなに知られずに何とかすることを考える二人だった。
チーコやトンコとのデートの約束も断り下宿へ帰る山下と村上。
そんな状況だとは知らないチーコとトンコはカンカン!
下宿に戻った村上たちは、いろんなお金をかき集めるが全く足りない。
父親の百科事典も神田神保町まで行ってお金に換えるがそれでも足りず、いろいろなアルバイト紙を探すが短期間で高収入なものがない。
そんな中、村上は最後の手段として一獲千金の勝負に出た。 下宿のおばさんの趣味の競馬である。
おばさんからの情報をもとに密かに買った馬券を手にし、おばさんのところでテレビ競馬観戦。
手に汗握るレース!
一方、サリーが心配になったチーコは下宿まで来たがテレビに夢中になっている村上たちを見て怒ってその場から去ってしまう。
そして、村上たちの一獲千金の夢はあえ無く崩れ去ってしまった。
そのころ、チーコはあてもなく街を歩いていた。
その時テニス部の岸本が乗った自転車と接触し、チーコは手にけがをしてしまう。
素早く薬などを買って処置してくれたやさしい岸本に動揺するチエコ...
村上たちは部屋で途方に暮れていた時、妹のユリが訪ねてきた。
恥を忍んでユリにお金の話をすると、母親から預かっているお金があるという。
今回はそのお金で何とかすることができたのだった。
次の日、学校ではチーコと岸本が昨日一緒にいたことを演劇部の連中に見られてしまい、からかわれてしまう。
その後、チーコのもとに村上が謝りにきた。 デートの約束のことで。
しかし、事情を知らないチーコは村上を怒らせてしまい、教室の外へ出て行ってしまった。
COMMENT
今回も歯がゆい部分が... しかし、下宿のおばさんの所にあったテレビ、1972年に使われていたものですよね! 時代を感じさせます。
Location Site Information
サリーの自宅周辺
成城周辺
城南学園
相模女子大学
本を売った高山書店の場所
神田神保町(神保町交差点の近く)
村上と山下がベンチに座ってアルバイト先を探した場所
中央線沿線にある法政大学そば(飯田橋と市谷間の新見附橋付近)
チエコが岸本と自転車事故を起こした場所
目黒区自由が丘2丁目(自由が丘駅前)
岸本がチエコに手当てをしてくれた喫茶店
不明
2001年4月撮影
タバコ屋のおばさんは店番をしながら競馬中継を見ていましたネ。
2003年3月撮影
お馴染みの和風建築の家です。 立ってから、かなり年数がたっているんでしょうね。
【2023年9月追記】2023年にこの建物は取り壊されてしまいました...残念。
2003年3月撮影
チッチにけられた電柱です。 今でもめげずに立派に立っています。
2003年3月撮影
若干写真のアングルがずれていますがバックの建物は当時と変わっていません。現在は建て替えられているようです。
2004年5月撮影
村上が本を売った高山書店は神保町交差点のすぐ近くにありますが、建物は変わってしまいました。 神田古書センターというビルに入っています。 写真の茶色いビルの奥がその古書センターです。
情報提供:真夜中の訪問者グッチさん Special Thanks!
2007年12月撮影
ここはJR中央線・都営地下鉄新宿線の市ヶ谷駅近くの新見附橋付近です。 市ヶ谷駅から飯田橋駅方面のJR中央線沿いに遊歩道があります。 そこにはたくさんの桜の木が植えてあり、花見の季節には絶好の場所です。
情報提供:真夜中の訪問者グッチさん Special Thanks!