サブタイトル | ツバサより愛をこめて | 話数 | 第13話 | 放映日 | 1972-12-27 |
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監督 | 青野暉 | 脚本 | 長野洋 | ゲスト | ― |
挿入歌 | ― | 協力 | ― | その他 | ― |
STORY
白楊学園の文学サークル部が賞金5000円の懸賞小説を募集しているという。
ツバサもこの5000円の魅力に引かれるのだが、周りの女生徒からは「ツバサに文学の才能なんてあるの?!」と言われてしまう。
その言葉にムキになるツバサは家に帰って早速小説を書き始める。 まずはペンネーム、そして題名を...
そこへお隣のおば様が入って来てツバサを冷かしながら自分も文学のインスピレーションが...と言ってツバサの原稿用紙とペンを持ち去る。
夜まで熱心に書き続けるツバサの部屋へマリが入ってきた。 ツバサの文学才能をバカにしながらも、私も書いてみようかな...と言って出て行ってしまった。
またしても張り合うつもりかとマリの部屋を覗き見するツバサ。 マリが部屋からいなくなったのをいいことに、それを盗み見しようと無断で入室。 机にあった日記を見てしまう。
さらにそばにあったパパからの手紙までも... それをマリに見つかってしまいツバサはお尻ピンピン。 学校では山之上先生も推理小説を書いていると言う。
タイトルは「私の名は殺人鬼」。 マリにそれを読んでもらおうと手渡す山之上先生。 学校から家に帰ったツバサ、家ではマリが熱心に推理小説を読んでいた。
おやつのケーキを前にしてツバサがマリにその内容を聞くと、主人公の女の子が意地悪な友達を殺そうとしているところだと言う。
ナイフで、ひもで、それとも毒で殺そうか悩んでいるのだと。 マリは私だったらケーキの中に毒を仕込むと言う。 目の前にあるケーキに毒が入っているのではと勘ぐるツバサ。
マリが私を殺そうとしていると思い込むツバサは、また無断でマリの部屋へ。
するとそこには殺人百科「完全犯罪」という本が、さらにカバンの中からは「私の名は殺人鬼」と題された原稿が...
ますますマリを怪しく思うツバサは、そのことを自分の小説に書き始める。 すると部屋の扉が不気味に開き魔の手が...と怖がるツバサ。 マリがミルクを持ってきたのだ。
中に毒が入っていると思ったツバサはミルクの入ったコップの入れ替えに成功。 マリが毒を飲んだと思ったツバサだが実は元気をつける為にマムシの粉を入れただけだったのだ。
ツバサを殺そうとしていると思われていたマリは帰ってきたパパに相談。
パパに叱られ、パパの娘ではないとまで言われてしまったツバサは手紙でパパに謝ろうと書いた手紙を紙飛行機にしてパパのところへ飛ばした。
その後、マリが部屋に入って来てツバサに感謝...文章の中の「パパ」の部分を「ママ」に書き換えたパパ...
COMMENT
小説を書くツバサのペンネームは高木飛鳥? おば様も「はてぇ~」と... 「あれは確か2年前~」とツバサ... ところで小説を書くのに夢中になっているツバサは夜遅くまで机に向かっていましたね! バックグラウンドでは電車の走る音が聞こえましたが、実際の早乙女家では、おそらく聞こえないでしょう...
Location Site Information
早乙女家
東京・世田谷区成城
白楊学園
戸板女子短期大学