サブタイトル | ママはテスト中 | 話数 | 第18話 | 放映日 | 1973-1-31 |
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監督 | 岡屋竜一 | 脚本 | 長野洋 | ゲスト | ― |
挿入歌 | ― | 協力 | ― | その他 | ― |
STORY
テスト期間中のツバサはカンニングをして山上先生に見つかり「私はカンニングをした悪い子です」と書かれたプラカードを下げて校舎内を歩き回る夢を見た。
夢から覚めるとそばにはマリがいた。 勉強中のツバサの部屋にマリが夜食を作って持ってきたのだ。 翌朝、朝食を取りながら歴史の年号を確認するツバサ。
そこへパパが来て、「今回の成績が良かったらツバサが欲しがっていた赤いマフラーをプレゼントする。」と言われ大喜び。 学校では1時間目が英語のテスト。
山之上先生に色目を使ってテストの内容を聞き出そうとする女生徒達だが、失敗に終わる。
家ではパパが定期的なパイロットのテストのため、庭で体操をしていたところへお隣のおば様が登場し、パパの体操を応援するが...
1時間目の英語のテストが終わり、2時間目の日本史、そして数学のテストも終わり、テストから開放されたツバサは「今日は羽を伸ばそう」と健と共に遊びに出かける。
家に戻ったツバサ、パパは明日のパイロットのテストのため部屋で休んでいると言う。
パパの部屋に行ったツバサはパパから「いくら優秀なパイロットでも、定期試験で少しでも腕が落ちれば、すぐに飛行機から下ろされてしまう。
仕事とは厳しいもので、一度認められても、それに安心してはいけない。」と聞かされ、ツバサは「一度、認められても?」と聞き返す。
そして何かを思いついたツバサは部屋を出て行った。 どうやらツバサはマリにママとしての資格があるかのテストをするらしい。
しかしその内容は、自分の都合をよくするためのものであった。 その問題とは、
第1問目「英語のテストがあまり良くないため、山之上先生にマリからツバサの点数をおまけしてもらってほしい。」
第2問目「母親と言うものは、自分がボロを着てても娘にはいいものを着させてあげたいものである。」
第3問目「母親と言うものは、常に娘のお小遣いに気を配っているものである。」
マリの答えは、
1問目 おまけはできないが「ツバサには実力はある」と山之上先生に話す。
2問目 「ピンクのブラウスをちょうだい!」とのツバサからの要求に対し、仕方なく承諾。
3問目 お小遣い2000円を渡す。 自分の都合通りになったツバサは自分の部屋で大喜び。
だが、「まだマリを合格させたわけではない、ま、仮免っていうところかな...」と...
...路上でマリが運転する車(仮免許練習中)に追いかけられるツバサ、山之上先生や吉沢先生、おば様に助けを求めるが、「ママと認めるか!」とさらに追い掛け回すマリ。
仕方なく「ママと認める。」とツバサが言ったところで目が覚めた。 また自分の部屋で居眠りをして夢を見ていたのだ。 しかし、そこにはやはりマリがいた。
「やっと本当にママと認めてくれたのネ!」と...
COMMENT
ツバサの成績が良かったパパから「赤いマフラー」をプレゼントしてもらえるはずだったのですが、結局ダメだったみたいですね! でも、ピンクのブラウスと2000円のお小遣いが入ったから良しとしますか? ところで、パパの試験はどうだったんでしょうか?
Location Site Information
早乙女家
東京・世田谷区成城
白楊学園
戸板女子短期大学
ツバサが健と遊びにいた場所
新宿歌舞伎町(コマ劇場前)