サブタイトル | パパは用心棒 | 話数 | 第15話 | 放映日 | 1974-7-9 |
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監督 | ゆあさのりあき | 脚本 | ながのひろし | ゲスト | 天野新士 |
挿入歌 | - | 協力 | 銀座セキネ | その他 | ナレーター:坂本九 |
STORY
ひみこが外出中、お店に会長から電話があった。 今日ひみこの家に行く予定だったが会長付き添いの看護婦が休みを取った為、 いけなくなったと伝えてくれと言う。 ところがその電話を横取りしたヒトミが看護婦の代わりをすると言い出した。 ヒトミは何かを企んでいるようだ。 そこへひみこが帰ってきた。 今日は早番のひみこは帰宅。 家に着いたひみこに菊之助は、北海道のパパの学校の山田権三郎先生ことヤマゴンが今日訪ねてくるという。 東京にいるひみこの様子を見てくるようパパに頼まれたのだ。 今夜は会長も来る。 菊之助は会長の前では「パパ」、先生の前では「ひみこの用心棒」と一人二役をこなさなければならない。 鉢合わせになると大変なことにと、とりあえず菊之助を外出させようとしたとき、巴が入ってきた。 菊之助を追い出そうとしたところを見て報告すると脅し、さらに夕食も準備しろと言う。 仕方なくひみこが菊之助をとどめたのを確認して巴は出て行った。 すると、何とヤマゴンが訪ねてきた。 ひみこをきれいになった等とほめてタダで1週間ほど泊めてもらうことを企んでいるようだ。
その頃、会長とヒトミがひみこの家に車で向かっている途中。 車内では、会長に良く見てもらおうと都合の良いうそを言う。
ひみこの家ではヤマゴンが北海道から持ってきたお土産を広げて自慢話。 そして家の中をヤマゴンに案内するひみこ。 先生はいつ帰るのかと聞くと、1週間ほどお世話になりたいと言い出す。 そして菊之助のことを「強そうではない」と言い、自分は柔道、空手、合気道など合わせて18段だと。 菊之助に手ほどきをと二人で河川敷に行きみっちりしごかれる菊之助。
夜になり、食事の支度をするひみこ。 そこへ会長とヒトミが到着。 今日はゆっくり俊哉の話をするため会長が来たのだ。 そこへ菊之助を担いでヤマゴンが帰ってきた。 慌てるひみこ。 会長にヤマゴンを紹介するも会話がかみ合わない。 会長をひみこの部屋へ入れ、そしてヤマゴンと菊之助を2階へ追いやり、会長のお相手をするひみこ。 その隙の見てひみこの作っている料理(スープ)に、何やらいたずらをするヒトミ。 鍋に大量の唐辛子を入れたのだ。
部屋では会長に俊哉からの手紙を見せ恋しい気持ちを伝えるひみこ。 そこへヒトミが「そろそろお食事では」と。 食卓に着いた3人。 そこへヤマゴンが2階から降りてきた。 会長はお行儀の悪いヤマゴンが気に入らないようだ。 やはり会話がかみ合わない会長とヤマゴン。 お父様を呼んできてとの会長の言葉に2階へ上がったひみこ。 寝込んでいる菊之助を見て、具合が悪いと会長に伝え早速料理を勧める。 するとヒトミが会長にまずはスープからと言う。 ヒトミはそのスープに手を出さないのだが、先に飲んだ会長から「美味しいわ」と。 いたずらをしたヒトミは不思議がる。 そこへ巴が「腹減った」と入ってきた。 ひみこは別の鍋で作ったスープを渡し、巴は出て行った。 それを見たヒトミ。 どうやらいたずらをした鍋は今、巴が持って行ったものだった。
ひみこの小さい頃の話を始めるヤマゴン。 そんな話に聞き入る会長。 そこへ「腹減った」と2階から降りてきた菊之助。 会長から「お父様が用心棒とは何?」と聞かれ、ヤマゴンからは「用心棒がパパとは何?」と聞かれ、上手くごまかすが苦しいひみこ。 そこへ唐辛子スープを飲んでヒーヒー言いながら巴が入ってきた。 事情が分からないひみこだったが入れたのはヒトミだとわかり、大暴れする巴。 ヤマゴンも巴から一撃を食らって降参。
翌日、お店に訪ねて来たヤマゴンはひみこに「用心棒は頼りないが隣に合気道の達人がいるから今日からホテルに泊まる」と言い出て行った。 そのすぐ後に今度は菊之助が来て、あやめがタヌキうどんに唐辛子を入れすぎてひきつけをおこして自分では手に負えないから助けてくれ」と店からひみこを連れ出した。
COMMENT
前回でもそうでしたがナレーションの坂本九さんがひみこと対話します。 他のシリーズでは視聴者に向かって話しかけることが多かったのですが、このようなのも、とってもいいですね!
Location Site Information
セキネ
銀座セキネ
ひみこの家
多摩市桜ヶ丘1丁目
多摩川河川敷
多摩川河川敷
2004年12月撮影
関戸橋が架かる多摩川河川敷です。 撮影時、対面側は工事中で立入り禁止でした。 この撮影は対面側で行われた可能性もあります。