サブタイトル | 消えたラブレター | 話数 | 第6話 | 放映日 | 1974-5-7 |
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監督 | ゆあさのりあき | 脚本 | ながのひろし | ゲスト | 浅香光代 |
挿入歌 | - | 協力 | 銀座セキネ | その他 | ナレーター:坂本九 |
STORY
パリから声のメッセージ(カセットテープ)が俊哉から届き、それを1階の自分の部屋で聞いていると、隣のおばさまが訪ねてきた。 おば様は部屋の中から聞こえる男性の愛の言葉を聞きつつひみこの部屋へ。 入るとひみこしかいない。 それが俊哉からの声のメッセージだと知ったおば様はその声が俊哉だということを知らなかったようだ。
一方、菊之助とあやめは庭でくつろいでいると1枚のチラシが... 中村銀之助一座のチラシだった。 その芝居を見に行った菊之助とあやめ。
今日は公休日のひみこだったが一人でいてもとお店に来てしまった。 大藪店長はひみこが休みだとは知らず働けと。
芝居を見終えた菊之助とあやめは家に戻ってきた。 どうやら芝居が恋しくなったようだが、この優雅な暮らしを捨てることもできず、家でやっても客がいないのでは張り合いもないと。 思いついたのはひみこを客にとひみこの部屋に行ったが、まだ帰ってきていない。 すると、カセットテープレコーダーを見つけ、そのテープに自分たちの芝居のセリフを吹き込んでしまう。
お店では店長に公休日だと伝え帰るひみこは途中で俊哉に声のメッセージを送ることを思いつきカセットテープを買って帰る。
家に戻ったひみこは自分の部屋から芝居をする菊之助とあやめの声が聞こえ、入ると俊哉の声が消され... 激怒するひみこ、そして反省する菊之助とあやめ。 悲しむひみこは河川敷の公園へ。
家に戻ったひみこは首つり自殺をしようとするあやめを発見。 どうやら菊之助がテープの一件で責任を取り置手紙を残して出て行ってしまったらしい。 私をおいて一人で出て行ってしまった為、自殺しようと思ったのだという。 心配するひみこは探してあげることに。 置手紙が一座のチラシの裏を使っていた為、一座に行くと察して行ってみると、雇ってもらえず出てくる菊之助を発見。 するとそこに会長の付き添い看護婦が現れる。 虐待していると思われ会長に報告すると... しかしうまくごまかした。
あやめの自殺の経緯を話すひみこに菊之助は役者をあきらめ、ひみこのパパとして一緒に住むことを決心する。
家に戻ってあやめと再会する菊之助。 大喜びの菊之助とあやめ。 そこへお隣のおば様登場。 ひみこに(ニセモノ)ご両親のムード作りをしろとお酒をだし音楽をかける。
やっと落ち着いて、ひみこは自分の部屋で俊哉への声のメッセージを吹き込む。 その声を聴いた菊之助とあやめはセリフを指導?
COMMENT
今回は今までの髪型(かつら)を変えイメージが変わりましたね! 今の世代の人はカセットテープやテープレコーダー・専用プレーヤーなんて見たこともないんじゃないでしょうか? ドラマに登場したプレーヤーはピアノキータイプの物でした。 私もこのタイプのレコーダーを使っていました。 ひみこは隣のおばさまのことを「ウルバァ」と言ってました。 「うるさいばぁさん」のことだそうです。
Location Site Information
セキネ
銀座・セキネ
ひみこの家
多摩市桜ヶ丘1丁目
公園
多摩川河川敷
いろは坂
多摩市・いろは坂(京王線 聖蹟桜ヶ丘駅より南へ向かう)
カセットテープを売っていたお店
聖蹟桜ヶ丘駅周辺
中村銀之助一座
不明 住所の一部 ??丁目10-14
2004年12月撮影
『おくさまは18歳』でもお馴染みのいろは坂です。 木々は大きく成長し道路もきれいに舗装されていますが当時と変わっていません。
2004年12月撮影
この場所を特定したのは背後に見える銀行の看板です。 この看板は京王線の聖蹟桜ケ丘駅前にある三菱銀行です。 バスが左折できる交差点の角にあることがわかります。
2004年12月撮影
もうひとつはこの場所、ドラマの背景に見える第一勧業銀行の前にある建物。 上の写真の映像の流れから、すぐに見つけることができました。