サブタイトル | 母に捧げるバラード | 話数 | 第11話 | 放映日 | 1974-6-11 |
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監督 | 岡屋竜一 | 脚本 | 佐々木守 | ゲスト | 青島美幸 梅津栄 |
挿入歌 | - | 協力 | 銀座セキネ | その他 | ナレーター:坂本九 |
STORY
ある天気の良いお休みの日の朝、「今日は何をしようかなァ」と... そこへあやめが2階から降りてきて朝ご飯を作ってほしいと言うが「ご自分で作れば」とひみこ。 すると、あやめは「娘がいじめる!」と大声で叫ぶ。 仕方なく支度を始めると、女ドラゴンの竜子が現れ、ちゃんと親孝行をしているかと視察に来た。 竜子を追い出そうとしていると尾上仙太郎一座が公演を宣伝する声が聞こえる。 大和町婦人会の主催で敬老会を行うため呼んだらしい。 その声を聞いた菊之助は旅一座に戻りたいようだ。 しかし、それを阻止するあやめ。 その様子を見てひみこはニセモノ夫婦を追い出す名案が浮かんだらしい。 どうやら菊之助とあやめをこの一座に入れる計画のようだ。
どのように入れるかを歩きながら考えていると、薔薇をもって小島サンペイが現れた。 ひみこにデートを申し込みに来たようだが必死に断りその場から逃げ出し敬老会場へ来たひみこ。
尾上仙太郎一座公演会場では既に菊之助が中で入門の手続きをしているようだが、それを止めようとするあやめが座員に外へ追い出された。 そして後を追ってきたサンペイに一緒に(ニセモノの)ママを連れて帰るから手伝ってとお願いする。 嫌がるあやめを何とか連れ帰ることに成功するが、家の前まで来たときに、その姿を竜子に見られ、「また親不孝をしている」とサンペイを一撃。 更にひみこにもと放った一撃があやめにヒット! 家の中で竜子、サンペイ、ひみこに介抱されるあやめ。 あやめはみんなに「娘が親不孝をするから菊之助が嫌気をさして一座に入った」と言い出す。 しかも、そのことを会長に一部始終伝えて婚約を解消させるとまで言い出す。 困ったひみこは「一体どうすれば」と言うと「パパに謝って帰ってきてもらうのよ」と竜子。 しかし、サンペイは「パパを連れ戻す必要はない」と、その理由は「ひみこが親孝行をしなければ俊哉との婚約は破談、そうすればサンペイにもチャンスがある」のだと言うが、親不孝を監視する竜子はサンペイに一撃。
仕方なく公演会場に向かい座長に菊之助を返してもらう様お願いするも、いい返事がもらえない。 そっと会場内へ入ろうとすると、それを座長に見つかり捕まってしまう。 その隙に三度笠姿で会場を抜け出した菊之助を追いかけるひみこ。 途中でサンペイに止められたところで、竜子が登場しサンペイは退散。 引き続き菊之助を追うひみこは、やっと追いついたのだが、追っていたのは菊之助ではなく、その替玉だった。
その頃、公園でサンペイに説教をする竜子。 「母に捧げるバラード」を歌っている隙にサンペイが逃げ出した。
一方、あやめは家で「母に捧げるバラード」をお酒を飲みながら気分よく歌ってた。
ひみこはおばあちゃん姿に変装して公演演会場に潜り込むことに成功。 しかし菊之助は舞台にいなかった為、楽屋へ向かうがそこにもいない。 するとサンペイが会場に入って来て、さらにそれを追って竜子まで乱入し二人が会場内を走り回る。 そして公演はめちゃめちゃになってしまった。
座長から何でそんなことをするのかと問い詰められたひみこは『「あやめが菊之助を連れ戻して来い」と言われたから』と。
座長はひみこの家に来てあやめに「一座に残りたいという菊之助とこの娘(ひみこ)とどっちを取る」と迫る。 座長から「一座に入ったらすぐに主役だ」と聞き菊之助のほうを取った。 ひみこは大喜び!
その頃、公園で竜子がサンペイにまた説教をしていたが、どうしてもひみこのことをあきらめきれないサンペイ。
久しぶりに一人になったひみこは俊哉の写真に話しかけながらの食事をしていると、そこへあやめが帰ってきた。 どうやら菊之助と話して説得したという。
これでまた振り出し...
COMMENT
今回の放送では菊之介こと牧伸二さんはお休みです。
Location Site Information
ひみこの家
多摩市桜ヶ丘1丁目
桜ヶ丘ロータリー
多摩市桜ケ丘4丁目
菊之助の替玉を追いかけ回した場所
関戸橋周辺
老人会場
不明
竜子がサンペイに説教をした公園
愛宕東公園
2004年12月撮影
『おくさまは18歳』でお馴染みの桜ヶ丘ロータリーです。
2004年12月撮影
多摩川に架かる関戸橋です。
2005年2月撮影
愛宕東公園です。 この公園のシンボルといえばこの銅像と中央にある時計塔です。
2005年2月撮影
愛宕第一陸橋です。 愛宕東公園が左手にあります。