SKYWING 731 ニセモノご両親第16話


サブタイトル	ひみこに恋人が？	話数	第16話	放映日	1974-7-16
監督	岡屋竜一	脚本	三宅直子	ゲスト	夏夕介　金子吉延
挿入歌	－	協力	銀座セキネ	その他	ナレーター：坂本九

STORY

朝、仮病を使ってお店を休もうとするひみこにあやめは行くようにけしかける。　菊之助は町内会のゴルフに行って不在。　あやめはのんびりと過ごしたいようだ。　お店に行く途中でお腹が鳴った。　朝から何位も食べていないことに気づいたひみこは途中の売店で牛乳を飲んだ。　その売店にいた学生に気に入られてしまったようだが、まったく気づいていないひみこはそのままお店へ。　憂鬱なひみこはどうやら俊哉から手紙が届かないことが気がかりで、あまり体調がすぐれないようだ。　そんなひみこにサンペイは「今頃俊哉はパリで何をしていることだか」と。　そこへ若いカップルが店に入ってきた。　イチャイチャぶりを見せつけられて横柄な接客をしてしまった。　そんなひみこにサンペイは「今日は帰ったら」と。　お店を出て公園来たひみこは俊哉の思いを募らせる。　そこへ学生が現れるが、ひみこは痴漢と間違え自分のバックをその場において逃げ出した。　バックをもって追いかける学生。　別の学生とぶつかったところに、その学生の学校の先生が現れる。
　家に着いたひみこは昼寝をしているあやめに喝を入れるが、聞く耳を持たない。　そこで「ゴルフに行っている菊之助は今頃何をしているのか、近くにはレジャー施設や温泉などがあるから．．．」と言うが．．．　そんな会話をしているところに巴が入ってきた。　親を追い出すとはと、いつものように始まるが、ひみこも切り替えし立場は逆転。　何だかよく分からない状態で巴は出て行ってしまった。　その後、ひみことあやめは愚痴を言いながらやけ酒。　そこへあの学生たちと先生が登場。　青空工業高校の立花先生と売店にいた上野と赤羽、痴漢と間違えた大宮の生徒3人。　あやめはこの先生が気に入ったようだ。　この先生と生徒たち、「かぐや姫」を探しているという。　どうやら男ばかりの高校に演劇部を作ったのだが、たった3人で解散の危機だという。　そこでかぐや姫を探していたところひみこを見つけたのだ。　あやめは先生に自分を売り込むが若さとイメージが優先と言われショックを受ける。　ひみこは俊哉を裏切るようなことはできないと断ろうとすると、立花先生が島本俊哉と聞き、学生時代に机を並べた中だという。　最近婚約したこと聞いたがそれがひみこだと知る。　俊哉の知り合いだとわかったひみことあやめは協力することにした。
　遊園地・多摩テックに来たひみこと立花先生は色々な乗り物に乗りながらかつての俊哉の話を聞く。　しかし聞けば聞くほど俊哉がモテモテだったと思い込むひみこに立花先生は当たり障りないように答える。
　一方、家では芝居に熱中するあやめ。　そこへ生徒たちがやってきた。　先生が来ていないかと。　先生はひみこに会いに行くと言っていたらしい。
　遊園地ではひみこが立花先生にニセモノの両親であることを打ち明ける。　その苦悩に同情する立花先生。　ひみこは本当のことを話すことができて気が晴れウキウキ。
　家ではあやめが立花先生とひみこが一緒にいることを心配していた。　もし、このことで俊哉との婚約が解消になったらこの家にもいられなくなってしまう。　そこへひみこがウキウキ・ワクワクして帰宅した。　すると立花先生から電話がかかってきた。　明日の3時に遊園地で待ち合わせをするらしい。　それを聞いてどうにも気になるあやめは、ばっちり化粧をしてひみこより先に遊園地に向かう。　先に来ていた立花先生を見つけ「ひみこは急用で来られない」とその場から連れ出し自宅へ。　後から来たひみこは立花先生がまだ来ていないのだと。　雨の中、立花先生を待つひみこ。
　家では立花先生にあやめが「ひみこをあきらめて、ひみこには俊哉がいる」等と子を思う親を見せつける。　そこへひみこが帰宅。　そこにいた立花先生に「そんな人だったの！？」　と言い寄るひみこに「こんな情の熱い両親を追い出そうとするのか」と反論。　そこへ巴が現れた。　巴にひみこは「夫がいない間にあやめが．．．」、あやめは「ひみこが立花先生と共謀して親を追い出そうと．．．」、立花先生は「ニセモノの情親を守ろうと．．．」とそれぞれのことを言う。　結局、立花先生が現れたことが全ての原因だと巴が一撃。　慌てて家から逃げ出す立花先生、それを追う巴．．．