サブタイトル | 少女ドラゴン無敵拳 | 話数 | 第9話 | 放映日 | 1974-5-28 |
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監督 | ゆあさのりあき | 脚本 | 佐々木守 | ゲスト | 青島美幸 江幡高志 |
挿入歌 | - | 協力 | 銀座セキネ | その他 | ナレーター:坂本九 |
STORY
お店もそろそろ終わりの時間。 すると同僚のイズミがひみこの家に2~3日に泊めてほしいと言う。 アパートの改装の為のようだ。 もちろんニセモノ二人がいるため断る。 帰る途中、そば屋にいた菊之助とあやめと遭遇「たまにはおごるから」と言われるがその場から逃げ出し、喫茶店に入った。 すると、歩いているイズミを発見。 どうやらひみこの家に泊まりに行くようだ。 先に家に着いたイズミは菊之助に事情を話して泊めてほしいと。 もちろん菊之助はOK。 セキネの店員の中でイズミを一番気に入っているようだ。 チヤホヤする菊之助を見たあやめはオカンムリ。 そこへひみこが帰宅。 菊之助から泊ってもいいと了解を得たというイズミに「帰ってね!」と念を押すひみこ。 2階でドタバタしている菊之助とあやめを見に行くひみこだが、「これはニセモノ夫婦を追い出すいいチャンスだわ」と何かひらめいたようだ。
ひみこは1階へ降りて帰ろうとするイズミを、今度は泊って行っていいと告げる。 そこへあやめも降りてきてイズミをどうするのかと聞くと「イズミをしばらく下宿させる」と。 絶対反対のあやめだがそこに隣のおば様が入ってきた。 「母親の言うことを娘は聞かない」と味方につけるが、菊之助が降りてきて、自分が止めることを許したとおばさまに。 収拾がつかないと思ったおばさまはその場から退散。 結局その日は泊まることになったイズミはひみこのベットで二人並んで就寝。 やっぱり面白くないあやめ。 日曜日の翌日、菊之助は朝から浮かれている。 イズミと菊之助のあの姿を見ているのは辛いというあやめに、ひみこは非常手段を取ったらと助言する。 それは「しばらくの間あやめが家出をして、菊之助が反省するまで帰らない」というもの。 名案と喜ぶあやめは即実行。 出て行ってしまったあやめに対し心配する様子がうかがえない菊之助にひみこは「あやめさんがかわいそう。 すぐに探してこの家に帰ってきて」と言う。 「そこまで俺たちのことを」とあやめを探しに出て行った菊之助。 「これで二人とも出て行った。 あやめさんが見つかれなければ」と大喜びのひみこ。
そのころあやめは神社の境内にいた。 そこで空手の練習風景を見て「あのイズミを追い出すためと親不孝の娘のために」と空手を習いだす。
風巻竜子という空手家の少女ドラゴンがあやめの担当についた。 いきさつを女空手家に話したところ同情され、協力してもらえることに。 この女空手家もあまりいい境遇ではないようで、下働きをしながら生活してるという。 あやめは「やっつけてくれたら私たちの家においてもいいと」...
一方菊之助はあやめを探しに河川敷へ。 そこで坂東段五郎一座をクビになった猫之介と出会う。 菊之助は話している内に何やら名案が浮かんだようだ。
その頃ひみこの家ではご馳走を囲んでイズミとひみこが食事をとっていた。 そこへあの少女ドラゴンの風巻竜子が「今日からお世話になる」といきなりやってきた。 あやめが色々吹き込んでいるようで、何かあれば隣のおばさまに告げ口するとか、ひみこの弱みを突いてくる。 そしてレンガを割ったり木板を割ったりと空手の強さを見せつけ驚かせる。 挙句に果てには食事を勝手に食べ始める始末。
そこへ泥棒が入ったと隣のおばさまが慌てて入ってきた。 泥棒はこの家に入ったのではと。 2階で物音がしたとイズミが言った為、様子を見に行くひみこは、そこで刃物を突き付けれ慌ててみんなのいる1階へ。 泥棒もひみこを追って1階へ。 ところがこの泥棒あっさりと少女ドラゴンにやられてしまう。 どうやら菊之助が猫之介を使って泥棒に入り菊之助がひみことイズミを助け出し親(男)の強さを見せつける一芝居を計画したようだ。 外に逃げ去る泥棒(猫之介)と菊之助だがまたもや少女ドラゴンに撃退される。 菊之助に近寄り心配するあやめ。 少女ドラゴンはそこで初めて二人が夫婦だったことを知る。 そんなゴタゴタでイズミが帰ると言い出し、さらに「私が出ていくから、この女空手家も追い出して」と捨て台詞を残して出て行ってしまった。
少女ドラゴンも「この家に置いてもらうために」と困った様子。 そこで隣のおばさまがお手伝いとして引き取ることに...
COMMENT
今回の放送では『おくさまは18歳』で子分たちがパンを盗んだときのパン屋の店主江幡高志さんが登場します。 また前回の放送からいままでのドラマシリーズでの台詞回しが出てきましたね!「~なんだわぁ」等々...
Location Site Information
セキネ
銀座・セキネ
立ち食いそば屋
六社そば(不明)
ひみこの家
多摩市桜ヶ丘1丁目
2004年12月撮影
当時は小さかった木もこれだけ大きくなって庭がほとんど見えません。
2004年12月撮影
当時はここから関戸橋なども見えたんでしょうね!
2004年12月撮影
左手はお向かいのおば様の家です。
2004年12月撮影
ひみこの家から左へ下った五差路です。 正面の壁などは当時と変わっていません。