サブタイトル | ハーイ!さやかです | 話数 | 第2話 | 放映日 | 1972-4-8 |
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監督 | 丹野雄二 | 脚本 | 鴨井達比古 | ゲスト | 柳谷寛 塩沢とき 千葉裕 |
挿入歌 | 戦争を知らない子供たち | 協力 | 赤キ屋 | その他 | 山下公園(横浜) |
STORY
さやかは港の公園で水を飲んで空腹を紛らわせていたが、やはりお腹がすいている。
そこへ同じように空腹でフラフラになっているウスラとサブを発見。
二人がそばを食べる話を聞いてさやかも合流し、そば屋でざるそばを注文するが、その食べ方を知らないサブとさやか。
そばを食べたらパール王国に帰る約束をしながらも、泣き落としでごまかしたさやかは、そのまま逃走。
気づいたウスラとサブはさやかを追おうとしたがそば屋の店員に無銭飲食で交番に突き出されてしまう。
二人から逃げたさやかは花屋の前を通りかかった時、母の墓参りをする事を思い立った。
そして、墓前に花をと花屋から花を持ち出そうとした。 花は自然に咲いていて、お金を出して買うものだとは知らなかったさやかはお店の人に怒られてしまう。
お金を持っていないさやかは事情を話したところ墓参りが終わったらその代金分を働いてもらうことで花屋の主人と了解を取ったが、その妻は、戻ってくるはずはないと思っていた。
墓参りに行ったさやかはその前に偶然来ていたあの青年には気づいていない。
青年はさやかの母にお世話になっていてそのために来ていたのだ。
そして青年が帰ろうとした時、さやかを見かけ気がつかれないように柱の影から...そこで青年はさやかがパール王国の女王であることを知り、さやかが帰った後、再度墓前で「恩返しにさやかを守っていく」ことを誓う。
花屋に戻ったさやかは家出経験のある息子・一郎、そして母とその夫の花屋の主人の家に住み込みで働くことになった。
一郎の母は自分本意で身勝手なところがあり、そのため一郎も家出をし、働いてくれていた人達も辞めて行ってしまう。
翌朝、花屋の主人と共に仕入れに出かけたさやか、店の方ではさやかが王女であることが新聞報道になっていた。
その記事を見た一郎の母は一郎が止めるのを無視して自分勝手に新聞社に通報してしまった。 記者が集まっている花屋に仕入れから帰ってきたさやか。
さやかをうまく逃がそうとした一郎だったが、すぐに記者たちに囲まれ収集がつかなくなっていたその時、あの青年が救ってくれる。
記者たちが帰った後の店内で、一郎は母親に「自分さえよければ、他人はどうなってもいいのか!」と怒鳴る。
呆然となる母親は散らかった花を夫と共に拾うのであった。
COMMENT
今回のロケ地は横浜の山下公園と田園調布です。 ウスラ、サブと一緒に入ったおそば屋さんでざるそばを食べていましたが、ウスラはお店で一番安いものだと言っていました。 もりそばはなかったのでしょうか? しかし、器に盛ってあるそばの上からつゆをかけるさやかは、ちょっとオチャメでした。 当時のにしんそば、やまかけそばは210円でした。
Location Site Information
オープニングの公園・船
山下公園・氷川丸(横浜) 神奈川県横浜市中区山下町279
そばや(やぶ久)
与六のそば 世田谷区砧4-17-12(未確認)
ウスラとサブが無銭飲食で突き出された交番
山下町交番(中華街)神奈川県横浜市中区山下町165
情報提供:MINMIさん、Special Thanks!
花屋(赤キ屋)
フローリスト 赤キ屋 東京都大田区田園調布2-51-7
情報提供:MINMIさん、Special Thanks!
お母さまのお墓
不明
2006年1月撮影
これは横浜・山下公園内にある「水の守護神像」です。 当時と変わっていませんが、何となくやせた?感じがしませんか?
2006年1月撮影
「水の守護神像」のあるこの池は当時と同じように見えるのですが、実際には整備されたたようです。
2006年1月撮影
この船、皆さんご存知の「氷川丸」です。 船体の色は黒に塗り替えられています。 この写真は「水の守護神像」からのアングルです。
2006年1月撮影
この山下公園は整備が行き届いておりとても綺麗な公園です。夜になれば周りのネオンサインがとても綺麗でとても良い所です。
■山下公園■
神奈川県横浜市中区山下町279
2006年1月撮影
この山下公園には、みなとみらい線が開通しましたのでとても便利になりました。下車駅は元町・中華街駅になりますが、皆さんも是非行ってみてはいかがですか?
2006年1月撮影
中華街にある山下町交番です。 すっかり綺麗になっていますが、当時と同じ場所にあります。
(情報提供:MINMIさん Special Thanks!
■山下町交番■
神奈川県横浜市中区山下町165
2006年1月撮影
すっかり綺麗に建て替えられた花屋の「赤キ屋」さん、周辺のお店が変わっていく中で現在も同じ場所で営業されています。 嬉しいですね!
(情報提供はMINMIさん、Special Thanks!)
■赤キ屋■
東京都大田区田園調布2-51-7
2006年1月撮影
正面は田園調布駅です。 この駅の反対側に銀杏並木があります。
2006年1月撮影
この写真の左手に「赤キ屋」があります。少し見づらいですが突き当たりにある建物は当時と変わっていないようです。
2006年1月撮影
東急東横線・田園調布駅前から放射状に伸びる銀杏並木道です。周辺の建物がかなり変わっていますが、銀杏の木の形からここが撮影で使われた道だと思われます。