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SKYWING731

ニセモノご両親

 
サブタイトルパパの子供がやってきた 話数第14話 放映日1974-7-2
監督ゆあさのりあき 脚本三宅直子 ゲスト上原ゆかり
挿入歌 協力銀座セキネ その他ナレーター:坂本九
STORY

今日は早番で帰り支度をするひみこ。 すると毎回のようにひみこを誘おうと主任のサンペイが声をかけてきた。 そこへイズミも口をはさみ「婚約中に他人に手を握られたりする女なんて、婚約破棄よ」と意地悪を言う。 そんな二人をうまくかわし家に帰るひみこは途中でタバコ屋の前にいた菊之助を発見。 するとそこへ菊之助を「父ちゃん」と呼ぶ一人の少女が現れた。 山形から出てきたツル子と言う。 知らない・人違いだという菊之助にひみこは「あやめさんに内緒の秘密があるのでは」と。 もちろん「秘密の子供なんかいない、こんなことがあやめに知られたら」とその場から退散する菊之助。 するとタバコ屋にあやめから電話があり店番店員が今起こった状況を話してしまう。 ツル子がちょっと心配なひみこはお茶でもと誘いお店へ。 事情を聞くと「小さい頃、生き別れになったお父さんを探しに上京した」のだという。 あまりにも似ていたので声をかけたがひみこの父親で人違いだったと悲しむ。 そんなツル子を利用してニセモノ達を追い出す名案が浮かんだひみこは、ツル子に「私のパパを本当のパパだと思って、甘えたり、親孝行したり、好きにしていい」と伝え、家に招待する。
 家に戻ったツル子とひみこ。 すると菊之助が頭と手に包帯、杖を抱えていた。 どうやらタバコ屋から聞いたあやめが誤解して菊之助をとっちめて泣きながら出て行ったらしい。 しかし、そんなあやめを何年かかっても探し出すという菊之助。 これで二人ともこの家から出ていくことになると喜ぶひみこにツル子は怪我をしている菊之助を「自分が看病するからあやめを探しに行ってきて」 更に怪我に効くからと「ついでに大根も買ってきて」と。
 あやめを探しに行ったひみこだが、何処にもいない。 大根を買って家に戻る途中で巴が登場。 何かあったらすぐに会長に報告するよう隣のおばさまから言われているらしく隠し子のことを会長に連絡するも不在だったため店長に話したという。 すると庭先からツル子が「父ちゃんが痛がっているから早くしてください」とひみこに催促。 ツル子が誰なのかを怪しむ巴。
 夜、ひみこは自分の部屋でナレーションの坂本九さん口調で一人しゃべっていると、本物の坂本九さんから話しかけられる。 九ちゃんに悩みを打ち明けるが、結局写真の俊哉に相談してと。
 一方、菊之助を看病するツル子は山形での今までの状況を話していた。 そんな話の中、菊之助は何かを思い出したようだ。 ツル子の母親の名前「ユミ」を聞き、何か身に覚えのあるような...「まさか、あの時の...」 「これは困ったなぁ...」と。
 翌朝、今日はお休みの日だが一人朝食を作るひみこは「今日こそはあやめを探し連れ戻す」と思っていた。 そこへヒトミがやってきた。 店長命令でひみこの家をつぶさに調査するよう言われたらしい。 すると2階からツル子が降りてきて「大根をちょうだい」と言う。 すかさず、ヒトミを自分の部屋に閉じ込めた。 ツル子には「大根がなくなったから、買ってきて」と買い物に出した。 ひみこの部屋から抜け出たヒトミは2階を調べると言い菊之助のいる2階へ行く。  すると菊之助が寝言で「ツル子、お前は俺の子だよ」と言ってたことを聞いてしまう。 すぐに店長に電話報告するヒトミをとっさに突き飛ばしヒトミは気を失ってしまう。 菊之助に事情を聞くとツル子と間違えてヒトミに親子を名乗ってしまったという。 菊之助は、「ツル子は俺の子で山形で身に覚えがある」というのだ。   これで婚約解消だと嘆くひみこ。 こうなったら早くツル子を追い出してと菊之助に伝え、気を失ったヒトミをタクシーに乗せて送り出す。
  買い物に出ているツル子。 菊之助はツル子が不敏に思い、本当の父親として心を入れ替え、やっていく決意をする。 あやめとも別れるという。 そうなると困るひみこ。 親に隠し子がいたとなれば婚約解消は免れない。 それぞれの利益を守るためお互いにお願いし合う。 そこへヒトミと会長がやってきた。 会長から菊之助にひみこ以外に子供がいるのかと問いただされるが、ひみこは「私以外にはいない」と口をははさむが、菊之助から答えを聞きたい会長はしびれを切らす。 そこへツル子が帰ってきた。 もう絶体絶命のひみこは自分の部屋へ。 それを追ってツル子も。 菊之助は結局ツル子が自分の娘であることを会長に話す。 当然会長は「ふしだらな血筋を島本家に入れることはできない、婚約は解消」だと。 荷物をまとめて家を出ていくひみこ。 会長に色々言い訳する菊之助だがそこへ巴が入ってきて合気道で菊之助を一撃。 それを見たツル子は「みんなひどい」と今までのいきさつを話し始める。 「ひみこ姉ちゃんはパパを私に貸してくれて、本当の親のようにしていい、そして今までできなかったことをさせてくれた本当に優しい人」だと。 菊之助はツル子に再び母親の名前を聞いたところ「ユミエ」ではなく「ユミコ」だったことを知り自分の早とちりだったことに気づく。 全てを知った会長は誤解が解け出て行った「ひみこを連れ戻すように」と。
 一方公園にいたひみこはサンペイに追い回されていた。 何とか上手く巻いたところに、菊之助とツル子が迎えに来た。 会長との経緯を聞いたひみこは取り合えず一安心。 ツル子はひみこにお礼をして山形に帰っていった。



COMMENT

今回のお話は若干無理がありましたが、全体的には良い内容でした。 あやめさんはお休みです。 ところでこの放送ではひみこさんはかつらを使っていませんでしたね
ゲストの上原ゆかりさん、山形の田舎から出てきた設定になっていますが、なまりもなく普通でした。 しかし背中に背負っていたあのふろしき、菊之助が愛用している柄ですが最近は見ないですねぇ。

Location Site Information

セキネ

銀座・セキネ

菊之助が立ち寄ったタバコ屋

不明

つる子と食事をした店

不明

ひみこの家

多摩市桜ヶ丘1丁目

ひみこが行った公園

愛宕第一公園

2004年12月撮影

ブティック「セキネ」に務めていただけあっていつもカッコイイ洋服ですよね。