サブタイトル | 娘ひとりにパパ二人 | 話数 | 第44話 | 放映日 | 1973-8-1 |
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監督 | 岡屋竜一 | 脚本 | 長野洋 | ゲスト | 財津一郎 有崎由見子 |
挿入歌 | ― | 協力 | ― | その他 | ― |
STORY
公園でギターの練習をしているツバサ。 そばではクラスメート達が週刊誌の記事に載っていた作曲家の星コウイチの話題で盛り上がっていた。
そんな話題なんかに関心のないツバサは練習を続けていた。 しばらくすると、ツバサをよそ目に先に帰るというクラスメート。
一人で練習をしているツバサに公園で雑音をたてるなという男がいた。 どうやらこの男がマスコミを騒がせている星コウイチらしい。
星は3回も結婚しているプレーボーイで家には恋人のサヨコという女性が来ていたのだが、別れたいらしい。
「事情があって子供と離れ離れになっていたが今度、一緒に住むことになった」とウソをついて追い返してしまった。
しかし、サヨコは執念深く、もしそのことを探られえたら星は困ってしまう。 そこで、その方法を考えながらツバサのいる公園に来たのだった。
だが、ツバサはこの星のことを知らず、オジサン呼ばわり。 星は自分の作った最近のヒット曲をいうが何となくピンとこない。
しかも似たような曲を歌っている岡崎友紀という小娘がいたとまでいわれ怒って帰るツバサ。 家に着く寸前にお隣のおば様と遭遇、オペラを見てきたらしい。
家に戻ったツバサはマリから明日の予習はしたかと言われ、「私は作詞作曲の芸術活動をしている」と言い返すが、バカにされてしまう。 怒って2階に上がるツバサ。
その後、星が尋ねてきた。 マリにパパとは古い友人だと言う。 しばらくすると2階からツバサの歌声が聞こえてくるが、それをひどいソングだという星。
1階に下りて来たツバサは再度、星と出会う。 星は何か、ひらめいたようだ。 いきなりツバサに「歌手になってみないか」、「個人レッスンを受けてみないか」と尋ねる。
舞い上がるツバサは即OK。 マリはクラスメートから星の悪い噂を聞き少々心配。 急いで家に帰るマリだが途中でおば様に捕まってしまう。
その頃ツバサは星の部屋で発声練習をしていた。 低い声から高い声... マリはおば様に事情を話し星へ電話をかけたが、受話器から聞こえるツバサの高い声が悲鳴に聞こえた。
一大事だとすぐさま警察に連絡。 星はその電話が間違い電話だと思っている。 すると警察がやってくるが、問題なしとすぐに帰って行った。
さらにレッスンは続くが今度は恋人のサヨコがケーキを持って尋ねてきた。 ドサクサに紛れツバサを娘だと紹介し別れ話を持ち出す。 怒って帰ってしまうサヨコ。
どうやら恋人が尋ねてくることを知っていたようだ。 出しに使われたことを知ったツバサはケーキを星の顔へ。 そこへマリとおば様がツバサを助けに来た。
星とおば様は部屋の中を暴れ周り、その最中に星が警察に連絡。 警察が来たのだが、何の問題も無かったため帰っていく。
騒ぎは収まり、顔中ケーキだらけだった星はそれを拭き取った。 なかなかのいい男だと感じたおば様は、星に迫り、ソプラノ歌手にして欲しいと...
COMMENT
この回には「ニセモノご両親」でおなじみのお向かいのおば様役の有崎由見子(「ニセモノご両親」では有崎由美子)さんが出演されています。 ゲストとして出演されている財津一郎さんは「なんたって18歳!」にも登場します。 ところで作曲家の星はいろんな曲を作曲したらしいですが、最近のヒット作は「瀬戸の花婿」、「中学落第生」、「学生街のラーメン屋」、「赤いちょうちん」、「私は忘れないだろうか、いや忘れた」だそうです。 「似たような歌を歌っている子がいたな~ レモンみたいな顔をした岡崎友紀とかいう小娘が歌っているよ」だって... まぁ!侮辱ね!!
Location Site Information
早乙女家
東京・世田谷区成城
白楊学園
戸板女子短期大学
オープニングの公園
一ツ木公園 港区赤坂5丁目
星のマンション
不明